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平塚・大磯・二宮・中井 教育

公開日:2020.03.05

平塚農商高校
1期生293人が合格
新校舎の共用開始は来年

  • 工事が進む平塚農業高校の外観

 県内公立高校の合格発表が2月28日にあり、2020年4月に開校する平塚農商高校(達上ヶ丘10の10)の5学科に1期生となる293人が合格した(同日現在)。農業学科・商業学科ともに4クラスでの船出となる。

 平塚農商高校は、平塚農業・商業高校の2校が再編・統合される形で新規開校する。生徒数は両校の在校生760人を加えた1053人(3月2日現在)。

 農業に関する「都市農業」「都市環境」「食品科学」「農業総合」、商業に関する「総合ビジネス」の5学科を有する。商業高校の定時制は高浜高校に移行する。

 当初、平塚農商高校は19年度の開校予定だったが、新校として利用される農業高校の敷地内で土器や遺構が出土。県が埋蔵文化財が密集していると判断したため、総合ビジネス課の生徒が学ぶ商業教育棟の着工が1年延期となった。

 商業教育棟は昨年10月に着工し、完成は来年1月の予定。20年度は農業高校と商業高校の校舎で授業を実施する方針が決まっている。

 川島勝校長は「農業高校は130年以上、商業高校も60年近い歴史がある。双方の特色を生かした相乗効果を生むような学校運営に努めたい」と話している。

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