平塚市消防本部は3月10日、マスコットキャラクター「まとっ平」を発表した。平塚消防がキャラクターを採用するのは初で、今年の消防出初式のチラシに活用された。
キャラクターを考案したのは、平塚市消防職員の井上寛淳さん(46)。1993年に採用され、現在は警備第3課で当直勤務をこなす現役の消防隊員だ。
井上さんは絵を描くのが趣味で、絵画教室に通う。普段はアクリル絵の具で描くことが多いという。平塚消防では井上さんの才能を見込んで昨年「消防フェスティバル」のポスター作製を依頼。「今後も活用できるキャラクターが用意できないか」と相談し、まとっ平の原案が生まれた。
「消防の伝統を若い人にも知ってもらいたい」と纒(まとい)をモチーフにして、タブレットで描きあげた。子どもから高齢者まで広く親しんでもらいたい、と可愛らしくデザインしたという。井上さんは「火災予防につながれば」と期待を寄せる。
救助隊や救急隊などのパターンも用意。各種イベントのポスターやチラシ、ホームページなど啓発活動に活用していくという。
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