社会福祉法人進和学園が運営する就労支援施設「しんわルネッサンス」(上吉沢)が5日、施設で働く障害のある人たちが育てたドングリ苗400本を静岡県浜松市のNPO法人に出荷した。
浜松市の遠州灘沿岸およそ17・5Kmに自然種の広葉樹を植える緑化プロジェクトに協力したもの。同施設では市内飯島の大型ビニールハウスで在来種のドングリなどをポット苗にして各地に出荷、その収益が利用者の賃金となっている。
「2、3年かけて育てた苗が出荷されるのが、皆の一番のやりがいです」と支援員の山口毅さん。進和学園では今後も緑化活動を推進し、環境保全や利用者の就労機会の充実に努めていく。
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