平塚市教育委員会と(株)湘南平塚コミュニティ放送「FM湘南ナパサ」がタイアップし、市内幼稚園2園と小中学校43校の教職員の声をラジオで届ける「せんせいからみんなへ」を29日まで放送している。教職員がスマートフォンなどで自分の音声を録音し、放送を通じて子どもたちにメッセージを送る。
幼稚園・保育園の休園や小中学校の休校が続く中、子どもがいる同局ラジオパーソナリティが「ラジオを使って出来ることはないか」と教職員の声を放送することを提案したのがきっかけ。
旭陵中学校(篠生恵美子校長)2年生担当教諭らは同校内で20日、生徒の生活リズムを気遣ったり、ラジオ体操をするよう促したりする音声を録音した。
同校の2年生は新学期以降、登校できたのは3回のみ。生徒へのアンケートで、勉強面や生活面で不安の声があがっているという。クラス担任の上原弓弦教諭は、ラジオの放送を聴くことで「教員らの雰囲気を感じ、明るく笑顔で学校に来てほしい」と生徒との再会を待ち望んでいた。
番組に携わる同局の奥原賢司制作担当長は「子どもだけでなく親御さんや卒業生の反応も大きい」と日を追うごとに番組に対する評価を感じている。
番組はホームルームや給食など学校生活を意識して、午前9時、午後0時5分、午後4時30分の3回放送する。
各園・各校の教職員がそれぞれ2分程度の枠で出演する。日程は同局ホームページに掲載。視聴方法はFMラジオの78・3MHz、またはインターネット【URL】https://www.jcbasimul.com/radio/761/
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