平塚・大磯・二宮・中井 教育
公開日:2020.08.13
近所で見つけるおもしろいこと
タウンニュース的自由研究のススメ
土星と木星接近中南の空を見上げて
20年ぶりに接近する土星と木星を肉眼で観測できる貴重なチャンスが到来。市博物館学芸員の藤井大地さんによると、「太陽の周りを回る公転周期は太陽と同じ水素とヘリウムガスでできた木星が12年に対し、球体の周りの輪っかが特徴の土星は30年。この2つの惑星は20年に一度接近する」という。
観測は午後10時頃がベストタイミング。南の空でひと際明るく見える星が木星、その左にこぶし1つ分離れた明るい星が土星だ。午後8時なら南南東の空に見られる。藤井さんは「同じ星を見て思いを1つにしてほしい」と話していた。
チョウチョ見守り興味広げる機会に
金目エコミュージアムの米村康信会長がおすすめするのは土手や畑など、身近なところに生えているハギやカタバミの葉に卵を産むチョウ類の観察。ルリシジミやヤマトシジミなどのチョウチョはちょうど今の時期に葉の裏に白い卵を産む。
米村会長は「卵を発見したら捕まえるのではなく、自分だけの秘密の観察場所として目印をつけて、成長を見守ってほしい」と話す。デジカメなどで撮影し記録を残すなどして、「生き物が好む自然環境を知り、虫だけでなく植物などにも興味のアンテナを広げてもらえるとうれしい」と話していた。
耳をすませば昆虫の大合唱
「馬入水辺の楽校は鳴く虫の宝庫」と話すのは、NPO法人暮らし・つながる森里川海の臼井勝之理事長。8月下旬から10月上旬にかけて、カンタンやマツムシ、スズムシなどの大合唱が聴けるようになる。虫の居場所は食草と関係しており、馬入のはらっぱが観察にはおすすめのロケーションだ。
その他、葦原にねぐらを作るツバメや、暗くなると飛び交うコウモリなど、夕方以降に見られる生き物も。臼井理事長は「平塚は多様な生き物が暮らすネイチャーシティ。子どもだけでなく、保護者と共に観察してください」と呼びかけている。
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