平塚市博物館で20日、同館学芸員が市民向けに不定期で開く「星を見る会」が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から7か月ぶりとなった。
毎回、自由参加で博物館の屋上で天体を観測できる同会。「木星と土星」をテーマにした今回は26人の市民が参加。肉眼で観たり望遠鏡で観測したりした。
初めて同会に参加したという伊藤志帆さん(9)は「実際に見ると、図鑑で見ていた木星よりも模様の線が少なかった。周りの星よりも明るかった」とうれしそうに話していた。
同館学芸員の藤井大地さんは「長い間皆さんをお待たせしてしまった。多くの人に見てもらえるコンテンツをこれから充実させていきたい」と話した。
コロナ感染防止のため受付では検温と消毒を行い、観測の際はソーシャルディスタンスを保つため、約2m間隔に整列した。望遠鏡をのぞく際に顔が触れないよう個々に紙コップを配布。底を切り取って望遠鏡をのぞき、観測を楽しんだ。
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