平塚市東八幡の介護老人保健施設「なでしこの里リハビリひらつか」で働く田路光さん(32)は、県指定機関・あつぎ介護職員研修センター(運営・三思会)が主催する『介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)』(厚木市後援)を経て介護の職に就いた。
自宅や施設で介護を受けられない「介護難民」が社会問題となる昨今、同センターでは人材育成を目的に2016年から研修会を開始。20〜70代まで延べ36人が受講。就職支援も行っている。
田路さんは異業種から介護職への転職。17年に研修に参加し、同年に就職した。ステップアップにも意欲的で今年4月に介護福祉士資格も取得。「介護の仕事は楽しい。多くの人と接し、その経験を知ることができる」と田路さん。研修で学んだボディメカニクス等、今でも役立つことが多いという。また介護職について「男女ともに良い所を出し合っていける職。仕事では利用者さんの安全を中心に考えてます」と笑顔で話した。
同センターでは、10月から始まる初任者研修の受講者を募集している。
資料請求・問い合わせは、あつぎ介護職員研修センター【電話】046・227・1188へ。
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