神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
平塚版 公開:2021年4月15日 エリアトップへ

横浜ゴム株式会社 本社機能を平塚に移転 追分の製造所に統合へ

経済

公開:2021年4月15日

  • X
  • LINE
  • hatena
市内追分の横浜ゴム平塚製造所
市内追分の横浜ゴム平塚製造所

 自動車タイヤなどを製造する横浜ゴム株式会社の本社機能が都内から平塚製造所(追分)に移転・統合されることが明らかになった。同社の山石昌孝代表取締役社長が8日に平塚市役所を訪れ、落合克宏市長と面談。本社機能移転について話し合ったという。平塚市が9日に発表した。

 平塚市によると山石社長から、現在東京・港区にある本社機能を平塚にある平塚製造所に移転・統合させること、従業員の働き方改革を継続することを前提に平塚製造所のオフィス構築を検討していることなどが伝えられたという。「スムーズな移転に向けて市の支援を賜りたい」との要請があったとしている。

 取材に応じた横浜ゴムの広報によると、移転時期は未公表。現在本社には1000人規模の従業員が働いているといい、東京に一部業務を残すこともあるため、平塚本社に従事する人数は調整中という。新しい建物を造るのか、既存の建物を活用するかも検討中としている。平塚への移転について「本社には平塚製造所の勤務経験者も多く、平塚に親しみがある社員も多い」と話す。

 平塚市は同社の本社機能移転について、「働く人の増加」「税収の増加」「まちの活気向上」の3点に期待を込める。落合市長は本紙の取材に対し「平塚市への本社機能移転は『人や企業から選ばれるまち』を目指す本市にとって大変喜ばしいことであり、心から歓迎している。市内に移転してくる企業や従業員の皆さまへの支援策をさらに充実していく」とコメントを寄せた。

経済界からも歓迎の声

 平塚商工会議所の常盤卓嗣会頭は「経済界としても歓迎。横浜ゴムさんの移転によって、平塚駅西口の通りなど人の流れに変化があるはず。まちが活気づくことを期待している」と話した。

落合市長と面談する山石社長(左)=平塚市提供
落合市長と面談する山石社長(左)=平塚市提供

平塚版のトップニュース最新6

冷凍食品を子ども食堂へ

フリーデン

冷凍食品を子ども食堂へ

県、フードバンクと3者連携

4月18日

岡崎の歴史 カルタで伝承

岡崎の歴史 カルタで伝承

住民有志が制作

4月18日

八幡交番、来年3月で廃止

平塚署

八幡交番、来年3月で廃止

四之宮と統合へ

4月11日

市内3カ所目の設置

平塚中央ライスセンター

市内3カ所目の設置

金田・岡崎・旭エリア請け負う

4月11日

低出生体重児の啓発に光

リトルベビーサークルpena

低出生体重児の啓発に光

県ボランタリー奨励賞

4月4日

可燃ごみ 収集時間を通知

平塚市

可燃ごみ 収集時間を通知

アプリ「さんあ〜る」と連携

4月4日

馬肉専門販売店

1500円以上お買い上げの方、「タウン見た」でユッケプレゼント

https://rarea.events/event/112428

<PR>

あっとほーむデスク

  • 3月7日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

平塚版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

平塚版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook