平塚市は敬老の日にあわせ市内の長寿者の状況を９月に発表した。それによると、市内の１００歳を超す高齢者は８月１日時点で１５４人だった。過去２番目に多く、過去最多だった昨年の１６４に比べ10人減。内訳は男性17人、女性１３７人だった。
米寿（88歳）を迎えた人も過去２番目に多く１１５１人だった（男性４１８人、女性７３３人）。過去最多は昨年の１１６５人。白寿（99歳）を迎えた人は84人だった。
市内最高齢は、１１０歳の末藤三郎さん。明治44年９月に福岡県で生まれた末藤さんは、市内の横浜ゴム平塚工場に勤務し、機械設計・製作に携わったという。子ども５人、孫７人、ひ孫５人。現在は介護老人保健施設を利用している。末藤さんは「１００歳のお祝いを子ども、孫、ひ孫など20人ほどが集まり食事をしたことが一番の思い出」とコメント。
末藤さんは平塚市内の男性の最高齢の記録を更新している。歴代の市内最高齢は石黒喜代子さんで、１１４歳だった。例年は99歳以上の希望者を対象に市長が自宅訪問していたがコロナで中止。
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