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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2022.03.10

災害時物資と見回り支援
市が薬局チェーンと協定

 平塚市は、北海道に本社を置く株式会社アインホールディングス(大谷喜一代表取締役社長)と、災害時の応急物資の調達と地域の見守りに関する協定を2月25日に結んだ。

 同社は調剤薬局やドラッグストアチェーンを運営する会社などを傘下に持つ持株会社。市内にはグループ店としてアイン薬局(達上ヶ丘)、あおぞら調剤薬局(花水台)の2店舗を展開する。

 災害時の市内の物資調達に関して、「応急物資及び生活必需物資の調達に関する協定」を締結。協定では、平塚市に地震や風水害など大規模な災害が発生した場合に、市の要請に基づき、消毒液、マスク、体温計などの円滑な調達ができるよう、要請の方法、物資の種類、費用負担、手続きなどを定めた。

安心できるまちに

 地域の見守りに関しては、「安心して生活できるまちづくりのための地域の見守り活動に関する協定」を締結した。市民が住み慣れた地域で安全に、安心して生き生きと暮らし続けることができるまちづくりを推進する目的で結ばれた。

 協定では同社が日常業務を行う上で、高齢者や障がいのある人、子どもたちの見守り活動を行い、プライバシーにも配慮しながら、何らかの異変に気付いた際は市担当課へと通報する。

 市は2010年に平塚地区新聞販売組合と見守り協定を締結。以降、他事業者とも協定を結んでおり、今回で14事業者を数える。

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