4月から22年度平塚逸品研究会の会長に就任した 石川 正行さん 四之宮在住 49歳
「逸品」成長の機会に
○…平塚、大磯、伊勢原の商店主が集まり、各店の特色を生かした商品を開発する「平塚逸品研究会」で、22年度会長として旗を振る。現在会員は25人。「高いモチベーションを保つためにも、今年度は情報交換の場を充実させたい」。会長就任を機にスタートさせた「勉強会」では、電子決済の導入や商品PRといった商店主の関心ごとについてテーマを持ち寄りディスカッションする。「自分たちの成長を感じ、逸品の活動をおもしろいと感じてほしい。会員拡大にもつなげたい」と意気込む。
○…「団体のトップに立つのは初めて。学級委員以来では」と笑う。入会は7年前。現在メーンで運営している人形供養「花月堂」のほか、ホームページやチラシ制作の事業を展開していたが、伸び悩んだ時期だった。逸品での活動を始めると、集客に対する商店主の悩みや工夫が新鮮に映った。「チラシなどを作っていたこともあって商店主の赤裸々な声を聞けたのが面白かった。吸収したいことばかりでした」と活動の魅力に触れたできごとだった。
○…小さい頃の楽しみは自転車で平塚駅前にあるおもちゃ屋やプラモデル店を巡ること。見て回るだけだったが、心を躍らせた。「9月に本館が閉店する梅屋さんには習字の習いごとに通っていた。思い出の景色が変わっていくのは寂しくもある」と地元への思いを募らせる。
○…第66回湘南ひらつか七夕まつりでは、同実行委員の一人としてクラウドファンディングなどを利用し、不景気で姿を消した「恐竜ロボット」の展示を復活させた。「僕らが子どもの頃は恐竜ロボを見に行くのが楽しみだった。変化の最中である今こそ、七夕やまちの魅力を考えたい」と平塚を見つめていく。
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