平塚版 掲載号:2022年6月2日号 エリアトップへ

出荷のピークを迎えた種なしピーマンの栽培を行う 行谷(なめがや) 梓さん 根坂間在住 27歳

掲載号:2022年6月2日号

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決意胸に ママ農家の挑戦

 ○…花粉が出ないため、受粉・受精することなく種子ができない種なしピーマン。3年前から岡崎のハウスで栽培に取り組んでいる。27度あるハウスの中で、一人黙々と収穫作業を行う。「3年経ってだんだんと知名度が上がってきた。『一度食べたら種を取る手間がなく、楽でおいしかった』と感想をもらって」。額の汗をぬぐいながらうれしそうに話す。

 ○…根坂間の農家で生まれ育つ。幼いころから、祖父と一緒に農作業をするのが好きだった。「小学生のときから放課後は友だちと遊ぶより、農作業の手伝いをしている方が楽しかった」と振り返る。陸上を続けてきたこともあり、平塚農業高校(現・平塚農商高校)を卒業後は、「どうしても箱根駅伝のマネージャーがやりたい」と東京農業大学へ進学。念願のマネージャーとなり、充実したキャンパスライフを送った。

 ○…3年前、種なしピーマンの試験栽培の打診を受け、父親が高齢になってきたこともあり、「農家を継ごう」と実家に戻った。それから試行錯誤の日々の連続だ。「父はトマトを中心に栽培していたので、我が家のトマトを絶やしたくないという思いも強かったですね」とほほ笑む。

 ○…現在は8カ月の息子の育児に励む。実家暮らしのため「産後1カ月から袋詰めの手伝いをしていました。実家だと作業が目に入るので、やらなきゃという気持ちになって」と笑う。農作業に追われる日々だが、子どもの成長が癒し。「将来、息子と一緒に農作業するのが楽しみ」と思いをはせる。「80歳を過ぎても頑張っている人たちもいる。これからは私たちの世代が引っ張っていかないと。負けていられない」。将来の農業を背負って立つべく、決意を新たにした。

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