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平塚・大磯・二宮・中井 文化

公開日:2023.03.30

美術館の裏側に潜入
バックヤードツアー

  • 展示準備室を見学する参加者と江口学芸員(左)

 平塚市美術館で3月21日、「バックヤードツアー」が開催された。学芸員が、自分たちの仕事や美術館内の普段見ることができない場所を紹介するイベントで、今回は約20人が参加した。

 現在使われていない展示室では、学芸員が実際に壁を動かして模様替えの様子を見せた。建築家やデザイナーがレイアウトをする美術館もあるが、同館は使い慣れている学芸員が行う。作品を一時的に保管する展示準備室は、温度22℃、湿度55%に保っているといい、これから公開予定の絵画などを見ることができた。

 千葉県から参加した女性(50)は、「妹が平塚市に住んでいるのでよく来る。美術作品を見ているうちに、修復や保管方法に興味を持った」と参加したきっかけを語った。学芸員の江口恒明さんは、「30年以上前に建てられた施設だが、今でも使い勝手がいい。みなさんの財産なので、引き続き守っていきたい」と話した。

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