平塚市制90周年を記念して設立されたアマチュア無線特別局「8J1H90T」が3月で運用を終え、5月14日に平塚市勤労会館で活動報告を兼ねた総会が行われた。
特別局の運営主体は平塚地域アマチュア無線クラブ(大家万明代表)。1年間の運用期間で日本全国、世界130カ国の地域を含む2万7千局と交信し、証明書を発行した。目標とする3万局には惜しくも届かなかったが、八田一俊副会長は「高めの目標を設定したが、ここまで迫れた。それだけ平塚市のPRに貢献できたのでは」と達成感をにじませる。
同クラブは毎年市の防災訓練に参加するなど活動を続けているが、会員の高齢化などが課題になっているという。八田副会長は「50年以上の歴史あるクラブ。これを契機に、かつて”キングオブホビー”と呼ばれたアマチュア無線の楽しさを若い世代にも広めたい」と意気込んだ。
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