乳牛の改良成果を競う「ブラックアンドホワイトショウ」が4月14日と15日に静岡県御殿場市で開催され、平塚市から伊藤宏さんと片倉幸一さんが入賞した。2人は5月18日に落合克宏市長を訪問し、受賞を報告した。
同大会では、伊藤さんの出品したミドルストリート チーズ コマンダー ETが、第5部未経産シニアクラスで2位に、片倉さんの出品したフアームケイ タイロー クラツシユ フエステイバルが第2部未経産ジュニアクラスで3位にそれぞれ入賞した。
伊藤さんは大野地区で70頭を超える乳牛を飼育しており、県ホルスタイン改良同志会の会長を務めるなど畜産組織の中で中心的な役割を担っている。「よりスタイリッシュでよく食べるお腹の大きな牛を選んで出品した。1位を取れなかった悔しさの反面、全国で2位のうれしさもある」と喜ぶ。
片倉さんは豊田地区で畜産業を営む酪農家で、現在は100頭超の乳牛を飼育。市内で唯一ジャージー牛の搾乳を行っており、「長命連産を目指して改良を行っている。今回は乳牛らしさを兼ね備えた将来性のある牛を出品したので、上位に入賞できてうれしい」と話した。
同大会は、全国の酪農家から代表牛を一堂に集め、体型や資質の改良水準を比較・検討して今後の改良につなげ、酪農家の発展や交流、後継者の育成を目的に開催されている。
10回目となる今回は全国24の都道府県から、全12部門に182頭が参加した。
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