平塚・大磯・二宮・中井 人物風土記
公開日:2023.09.21
40周年を迎えた平塚市赤十字奉仕団の委員長を務める
山口 美奈さん
平塚市在住 43歳
救急法を広めたい
○…「先輩団員たちが築き上げてきた40年の歴史をつなげていきたい」と志を語る。入団したのは2008年。活動内容は、平塚市を中心とした赤十字のPRや、「救急法」「幼児安全法」などの講習会の実施。団員は現在30人。「2019年、前委員長が退団する時、後継者がいなければ解散する可能性があった。団員の助けがあったので委員長に立候補できた」と就任した当時の思いを語る。
○…高知県の港町で生まれ育った。近しい人が海で水難事故に遭うことが多く、レスキューの仕事を間近で見てきた。中学2年生の時、「自分もこんな風に人を助けたい!」と思ったことが、現在の活動につながる。就職先は海上保安庁。「水難事故に遭った人を巡視船で助けに行くと、地域住民が救助し一次救命にあたる姿を多く見てきた。この時から「こんな風に救助機関が到着するまでに現場で行動できる人を増やしたい」という思いがあった。
○…海上保安庁は退職し、現在は2児の母。仕事の関係で横浜に住んでいた時から、お気に入りの子ども服店を目当てに平塚によく遊びに来ていた。「海もあって魅力的な地域だと思っていた」といい、「引越してきて一番好きな景色は金目川から見る富士山」と笑顔を見せる。家族とキャンプを楽しむことが多いが、「目的地が海の場合は救命胴衣は必須」と日ごろから安全への意識を徹底している。
○…委員長に就任してから、同奉仕団のPR活動の場を増やしたり、新しいホームページを立ち上げたりと新たな試みにも挑戦。「奉仕団のことを市民のみなさんに知ってもらいたい。そして、私たちの活動によって一人でも多くの人に救急法を習得してもらえたら」と熱っぽく語った。
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