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公開日:2023.10.05

不動産経営坂本桂子さん
マスボクシングで好成績
70歳未満の部全国3位に

  • 3位入賞の賞状をつ坂本さん

  • 試合後の坂本さん(左)と吉井さん(湘南龍拳提供)

 市内で不動産会社を経営する坂本桂子さん(60)が、群馬県で9月に開催された「第3回全日本マスボクシング選手権大会」のU─70女子の部で3位入賞を果たした。坂本さんは「所属するジムでプロボクサーと練習させてもらったおかげ」と好成績を喜んだ。

 マスボクシングは、相手に当たらない寸止めのパンチを出し合い、パンチに対して防御姿勢が取れないと相手にポイントが入るルール。坂本さんは神奈川県代表として、60〜69歳を対象にしたシニアカテゴリーに出場した。

 今大会は1ラウンド1分30秒で行われ、同カテゴリーには4人が参加。シニアカテゴリーとありエントリー数こそ少なかったが、年齢を感じさせない熱戦を繰り広げた。坂本さんは今大会で優勝した選手に予選で敗れたものの、3位決定戦で勝利。「有効打になるきれいなパンチを心掛けた」と大会を振り返った。

持久力、陸上で養う自慢の運動量で試合優位に

 坂本さんは40代後半から、ゴルフの飛距離を伸ばそうと筋トレもかねて陸上を始めた。陸上は今も続け、100m走では30代男性の平均タイムを上回る15・1秒の自己ベストが自慢だ。

 平塚駅北口の不動産会社「テラコーポレーション」で社長を務める坂本さん。今度は陸上のために体を鍛えようと、昨年末に会社のそばにある「湘南龍拳ボクシング&フィットネスジム」に入会した。

 マスボクシングの大会が9月に開かれることを知った坂本さんは、「自信があったので、すぐに出場を決めました」と、7月の予選が始まる直前にエントリー。「マスボクシングは相手を殴ってしまうと減点になるので、一定の距離を保つのが難しい」というが、「3位決定戦では陸上の経験を生かして、相手より動けたのが勝因かな」と、ボクシングを始めて1年足らずでつかんだ成果を笑顔で振り返った。

 今大会でセコンドを務めたトレーナーの吉井美奈子さんは、「結果を出せる人だと思っていた。持久力があり、熱い気持ちもある。最後はメンタルの強さが結果につながった」と称えた。

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