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公開日:2026.01.23
平塚市在住前鹿川さん
高校ラグビーV3に貢献
桐蔭学園副主将として活躍
第105回全国高校ラグビーフットボール大会の決勝が1月7日に東大阪市花園ラグビー場で行われ、平塚市高浜台在住の前鹿川(まえかがわ)雄真さん(3年)が所属する桐蔭学園が京都成章を下して優勝。前鹿川さんは副主将として全国大会3連覇に貢献した。
全国56校が競った決勝では春の全国大会でも戦った京都成章と対戦。前半は拮抗した展開で5対5の同点で迎えたハーフタイム。全国的には体格が小さい桐蔭学園は「技術で補い、走り勝つ」というチームの信条を再確認して後半に臨んだ。積極的にボールを動かしながら怒涛の攻勢を見せ、5つのトライを決めるなど36対15と突き放した。
副主将としてフォワードの最前線で身体を張り続けた前鹿川さんは、試合後「自分たちの代は勝てない時期もあった。負けを経て成長し、最後に優勝できてホッとしている」と、喜びと安堵の思いを口にした。
父との特訓
ラグビーを始めたのは5歳のとき。父に連れられて「藤沢ラグビースクール」に体験参加し、入団したことがきっかけだ。スクールでの練習に加え港小・太洋中時代は、自宅近くの湘南海岸公園や湘南ベルマーレひらつかビーチパークで父と共に練習に励んだ。砂浜での走りこみや、父が持つタックルバッグにタックルを繰り返すなど地道な努力を重ねた。その努力が実を結び、中学時代には神奈川県選抜に選出。3年時には全国大会で優勝するなど、頭角を現した。
チームの柱として
憧れの桐蔭学園に入学後は、176センチ、90キロの屈強な体躯を武器に奮闘。2年時の全国大会ではベンチ入りするも出場機会はなく、悔しさを味わった。副主将を任された最終学年。短い練習時間の中、「いかに練習の密度を高くするか」を考え、チームが沈んでいる時には積極的に声を出し、部員がプレーしやすい環境作りに励んだという。
ラグビーの魅力を「役割分担によって、それぞれの個性が生きる球技」と語る。自身のポジションであるフォワードについては、「激しいプレーが多く、直接得点に関わる機会は少ないが、チームのためなら恐怖心はない」と言い切る。その言葉通り、持ち前の献身的な性格で敵の突進をブロックし、味方の道を作る「愚直なプレー」に徹してきた。
次の舞台にトライ
4月からは、中学時代から目標にしていた先輩が在籍する慶應義塾大学へと進学する。「桐蔭でやってきたことを一度見つめ直し、今度は慶應を日本一にできるよう頑張りたい」と意気込んだ。
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