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平塚・大磯・二宮・中井 文化

公開日:2023.10.05

準絶滅危惧種が大量発生
相模川にヒロバネカンタン

  • 深澤さんが発見した「ヒロバネカンタン」(深澤さん提供/9月25日撮影)

 神奈川県レッドデータブックで準絶滅危惧種とされている「ヒロバネカンタン」が、相模川の河川敷で大量発生している。「ルー・ルー・ルー」という特徴的な鳴き声を聞き、湘南いきもの楽校の深澤博さんが発見した。

 深澤さんによると、20数年前まで県内では絶滅したと思われていたが、2000年前後から茅ヶ崎市や藤沢市、横浜市などで次々とヒロバネタンカンの生息が確認されているという。

 深澤さんは「近年、クマゼミやナガサキアゲハなど南方系の昆虫が、東日本でもその分布域を拡げている状況があります。このヒロバネカンタンも元々南方系で西日本に多い種類なので、最近の気温上昇のため、適した環境になってきたのかも知れません」と分析している。

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