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公開日:2024.01.11

浜大門通り新光会
県の商店街大賞で特別賞
独自企画でにぎわい創出

  • 浜大門通りで賞状を持つ中村会長

 県内の商店街の優れた取り組みを表彰する「第12回かながわ商店街大賞」がこのほど発表され、平塚市から「浜大門通り新光会」(中村彰伸会長/紅谷町)が商店街部門の特別賞を受賞した。

 平塚駅北口から徒歩2分ほどの距離にある浜大門通り新光会は、北の大門通りから続く平塚八幡宮の参道で、約100ⅿの商店街。会員数20店舗と小規模ながら、イベントの地域定着に意欲的に取り組んでいる。

SDGsにも対応

 今回は商店街の実績のほか、SDGsに対応した取り組みなども含め、それぞれが工夫を凝らしていることについて評価された。

 同会では、2016年から商店街を通行止めにして椅子とテーブルを並べて飲食する「夕暮れ酒場」を実施。コロナ禍でも開催回数を減らしながら、8年間欠かさず行ってきた。昨年8月からは、同イベント内でリユース食器を活用するほか、ごみの分別も徹底。SDGsへの意識向上も努めている。

 昨年10月と11月には、同イベントに合わせて子ども向けの「ブツブツ交換」も実施。子どもたちが使わなくなったおもちゃなどを持参するとポイントが付与され、そのポイントに応じた品物と交換できるというもの。資源を有効利用し循環させる、脱炭素社会の推進にも一役買った。

 中村会長は「栄えある賞をいただけたので、これを糧に次は大賞を受賞できるような取り組みをしていきたい。来年度はベルマーレ色をもっと強く出し、サポーターがスタジアムへ行くときに通ってもらえる通りにしたい」と意気込んだ。

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