湘南龍拳ボクシングフィットネスジム(川端龍也会長)に所属する木地本竣太さん(武相高3年)と吉井康介さん(同2年)が、それぞれ6月に行われた県大会と関東大会で優勝し、8月のインターハイ(IH)出場を決めた。
9日から16日にかけて行われたIH神奈川県予選ライト級(60kg)に出場した木地本さん。ライト級では関東大会後に改めて県予選を行い、優勝者がIHに進む。
距離を取って戦うアウトボクシングを得意とする木地本さんだったが、初戦から積極的に前へ出て順調に勝ち進んだ。
決勝の相手は苦手なインファイター。1ラウンド目は押され気味だったが、2ラウンド目からは足を使って攻撃を上手くかわし有効打を蓄積。2対1の僅差の判定で念願の全国初出場を掴んだ。木地本さんは「高校最後のチャンスで決められてうれしい」と喜びをあらわにした。
昨年のIHで3位に入賞した吉井さんは、第66回関東高等学校ボクシング大会で優勝し、上位6人に与えられるIH出場権を得た。
最軽量クラスのピン級(46kg)に所属し、木地本さん同様アウトボクシングスタイルの吉井さん。昨年の反省を生かし、体幹の強化に取り組んで大会に臨んだ。
準決勝は5対0の判定で危なげなく勝ち抜き、決勝も終始積極的に前へ出て5対0の判定勝ち。昨年に続く大舞台での挑戦を前に、「アドバイス通り戦えて自信になった。IHでもはっきり勝ちと分かる試合を見せたい」と意気込んだ。
川端会長はIHに向け「二人とも悔いのないよう楽しんで、自分のボクシングを貫いてほしい」とエールを送った。
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