大磯町災害救護赤十字奉仕団の委員長を務める 内田 誠一さん 大磯町東小磯在住 66歳
妻の思いつなげる
○…赤十字救急法の普及や自治体行事の救護活動などを行っている大磯町災害救護赤十字奉仕団の委員長を任されたのは2020年。コロナ禍で活動を自粛していたが徐々に再開し、6月には大磯ロングビーチで水上安全法の講習を初めて実施した。「水の事故に遭った際の救助や、手当の知識と技術がある指導員がメンバーにいるので開催した」と話す。
○…名古屋市出身で、就職を機に大磯町に移り住んだ。「大学の教授から就職先に紹介された会社の生物科学研究所が当時大磯町にあったことが縁」と振り返る。現在も化学品の安全性を評価する業務を担っている。14年前に亡くなった妻が、同奉仕団の前進となる「大磯白ゆりの会」を立ち上げたことで自身も携わるようになった。「妻は療養中の祖母の看病を通して、緊急時には日頃の地域活動が重要だということを感じていた」。そんな思いを受け継ぎ、妻と同じ役職である委員長を全うしている。
○…趣味は山登りをすること。「大学の山岳部の友人が定年退職したので、40年ぶりに登山に誘ってくれた。雄大な景色や高山植物を見るのが楽しい」といい、7月は北アルプスの唐松岳に挑戦した。子どもが入っていたボーイスカウトの指導者を務めていたこともあり、「世界的なモットーである”そなえよつねに”を心掛けている」という。
○…11月23日・24日・30日には同奉仕団で養成講習を予定。「町外の参加ももちろん歓迎だが、大磯町民を増やしたいという思いがある。試験的に町民だけ受講料を無料にしているので、積極的に参加してほしい」と呼びかける。9月は同町の新宿公民館でAED講習を実施する。「要望があれば出前講座もやるので気軽に声をかけて」
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