県内トップクラスの米生産量を誇る平塚市内で、2025年産水稲の田植えがピークを迎えている。市内岡崎の川口一正さん(73)の田んぼでは、6月4日から田植えをスタートし、1週間ほどかけて合計75アールの田んぼで作業を進める。
川口さんが育てているのは、平塚産のブランド米「はるみ」と神奈川県の奨励品種「てんこもり」、もち米。例年並みの猛暑が予想される中、「高温障害などの心配はある」というが、苗の育ちは順調だといい、今年も約3トンの収量を見込む。
「米離れ」危惧
全国的に米価格の高騰が話題となる中、川口さんは「相応の値段で価格が落ち着いてもらわないと、『米離れ』につながってしまわないか心配」と危惧している。政府備蓄米の流通も見られるが、「古古古米と新米は別物。おいしい新米を届けられるよう育てたい」と話していた。
市内の田植え作業は6月中旬まで続き、9月下旬から10月上旬に収穫の最盛期を迎える。JA湘南によると、2025年産の米の集荷量は1500トンを見込んでいるという。
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