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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2025.07.31

大磯でも津波避難指示 猛暑重なり「熱中症も心配」
ロシア・カムチャツカ地震 太平洋沿岸にも影響

  • 緊急避難口の看板と、津波来襲の危険を知らせるため赤と白の「津波フラッグ」

  • JR大磯駅の運転見合わせの看板

  • 大磯町役場の窓口も閉鎖。訪れた地域住民を庁舎の2階以上に案内する場面もあった

  • 大磯町駅前観光案内所の遊泳禁止貼り紙

 ロシア・カムチャツカ半島の沖合で7月30日に起きた巨大地震の影響で、太平洋沿岸の広い地域に津波警報が発令された。平塚市、大磯町でも沿岸部を中心に避難指示が発令され、小中学校や公共施設に避難所が開設された。また、二宮町でも避難所の開設は行われた。(7月30日起稿)

 防災無線が鳴り響く中、大磯海岸の緊急避難口には、津波到来を伝える赤と白の「津波フラッグ」が掲げられた。

 東海道線が運転見合わせとなったことから、JR大磯駅前には足止めされた約100人の地元住民や観光客らが滞留。猛暑日だったことも影響し、駅前の店舗の日陰に人々が座り込む様子も見られたほか、コンビニエンスストアのレジに長い列を作った。

 町営駅前自転車駐車場付近の高台には、国道1号より海側に暮らす地域住民が、避難する様子も見られた。避難していた高齢女性は、「家が海に近いので帰れない。熱中症なども心配」と不安をにじませた。

 

 

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