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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2025.08.29

ひらつか災害ボラネットワーク
「ハザードマップの確認を」
台風10号の教訓

  • ボランティアが土砂を撤去する様子(提供写真)

 2024年の台風10号に伴う豪雨で大きな被害を受けた平塚市。台風発生後の9月4日には、市社会福祉協議会にボランティアセンターを設置し、延べ172人のボランティアが活動した。平塚市のボランティアセンター開設は初めて。

 災害時の活動・拠点や情報伝達手段の整備、体制づくりなどを行っている「ひらつか災害ボランティアネットワーク」の斎藤明良会長は、被災者にボラティアが必要かを確認するニーズ調査を実施。ボランティアセンターに寄せられた相談に対し、被害状況を確認したほか、どのくらいのボランティアが必要かなどを聞き取りした。

 寄せられた相談は14件。床上浸水が5件、床下浸水が2件、土砂崩れが4件だった。床上浸水では「畳、マットレス等を撤去したい」や「床下を乾かしたい」などがあり、ボランティアが作業にあたった。

 斎藤会長は「がけ崩れは町中の擁壁でも起きる可能性があるので注意が必要。水害に関しては、日ごろからハザードマップを確認しておくことが大切」と呼びかけた。

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