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平塚・大磯・二宮・中井 教育

公開日:2025.10.17

郵便局コンクール
妹への思いしたため
松が丘小 矢野さんが最優秀

  • 妹へ宛てた手紙を持つ壱路さん

 平塚市内郵便局主催の夏休み企画「第12回ありがとうを伝えよう」コンクールの受賞作品が9月に決定し、平塚市立松が丘小学校4年の矢野壱路さんの作品が、最優秀賞に選ばれた。

 同コンクールは、手紙の書き方体験授業の一環として行われているもの。子どもたちが「ありがとう」の気持ちを相手に素直に伝え、思いやりの気持ちを育むことを目的としている。

 壱路さんは2歳半の妹・いちかさんへ宛てた手紙を書いた。まだ文字が読めない妹に対し、「読めるようになったら読んでほしい。妹がいるだけで幸せ。本当に生まれてくれてありがとう」と、いちかさんへの思いをしたためた。

 受賞を聞き壱路さんは「妹への愛情が伝わったんだと思う」とはにかんだ。担任の乾慎吾教諭は「妹さんが手紙を読めるようになったとき、どんな反応をするのか楽しみ」と話した。

 壱路さんの手紙は「思いがストレートに伝わる」と講評された。同コンクールには市内の小学校27校が参加し、約1000点の応募があった。

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