平塚・大磯・二宮・中井 人物風土記
公開日:2025.10.31
11月7日にオープンカンパニーを実施する大磯警察署長の
澁谷 祐司さん
大磯町在住 53歳
細部に光る刑事の眼差し
○…「警察官になったきっかけは子どもの頃に観た『西部警察』ですよ」と照れくさそうに笑う。県外からも参加者が訪れる職業体験会「オープン・カンパニー」(11月7日)では、パトカー乗車体験などのほか、署長や署員に直接質問ができる場も用意する。二宮町内の中学校からも参加するといい、警察に憧れた自身と重ねながら「地元の子どもたちが警察の仕事に興味を持ってくれたならうれしい」と顔をほころばせる。
○…秦野市出身。1996年に神奈川県警に入庁し、今年で30年目となる。「警察官の中でも、特に刑事になりたかった」。交番勤務時代も、非番の時に刑事課の書類整理や身柄逮捕の応援に行くなど、先輩たちに猛アピール。その甲斐あってか、2002年に刑事部捜査一課に配属された。死刑が確定している川崎市幸区で起きた介護付き有料老人ホームでの3人連続殺人事件などの捜査に携わり、「捜査本部を渡り歩いてきた」と話す目は鋭い。
○…趣味を聞かれると「うーん」と考え込む一面も。今年3月に大磯警察署長に就任して以来、休日は管内をひたすら歩いたり、走ったり。「今では事故報告があった場所も地図を見れば『あの通りか』とわかる。より町民目線でまちを見られる」。距離にすれば月100キロほどを巡っているといい、「1年経ったら、述べで何キロくらいか、数えてみるのが楽しみ」と記録をつけた手帳をめくる。
○…大磯、二宮について「事件は少ないけれど、オートバイや高齢者が関係する事故は起きている。スピードが出る大きな通りは特に注意して」と繰り返す。高齢化率の高さも特徴だといい、「特殊詐欺などにも目を光らせていきたい」と地域の安心安全を守る。
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