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平塚・大磯・二宮・中井 社会

公開日:2026.09.25

77歳サーファー 阿部川芳夫さん 「好きだから上手くなりたい」 元気の秘訣は向上心

  • 店頭で微笑む阿部川さん

    店頭で微笑む阿部川さん

  • 昔使っていた板子

    昔使っていた板子

 「健康の源は、上達したいという向上心」。そう話すのは大磯町在住で、サーフショップ「ドミンゴサーフボード」を営む阿部川芳夫さん(77)。「私にとってサーフィンは人生そのものです」と微笑む。

 阿部川さんとサーフィンとの出会いは1967年。当時19歳だった阿部川さんの目に映ったのは、地元大磯町の海で外国人が平らな板の上で波に乗る姿。「衝撃的だった」とその出会いを話す。驚きをそのままに、外国人が持っていた板子を探し、海に足を運んだ。当時を振り返り、「周りを見てもサーフィンをする人は誰もいない。すべてがゼロからのスタートだった」と独学で経験を積んだ日々を明かす。

 現在でも「波があれば毎日海に行く、なければスケボーをやる」と年齢を感じさせない。サーフィンでは、1日に1時間30分から2時間ほど波間で揺れる。12月になるとハワイ・オアフ島の北海岸に位置するノースショアの海へ行くのが恒例となっている。現在は一度行くと2週間ほど滞在するといい、「もう50年以上ハワイに行っている。日本と波が全く違うんだ」と瞳を輝かす。

 サーフィンの魅力は「壮大さ」と目を輝かせ、「大磯町の海も、どこか遠くの海とつながっていて、月とも関係している。自然って凄いね」と心を躍らせる。喜寿を過ぎてもなお続ける理由は「好きだから上手くなりたい。昨日よりもほんの少しでも良いから成長したいから」と、向上心を燃やす。「体が動く限りは波に乗りたい」と頬をゆるませる。

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