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伊勢神宮初穂奉献と奉祝神輿渡御を行った、川勾神社神輿保存会の会長を務める 平井 英雄さん 二宮町山西在住 62歳

公開:2019年11月22日

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伝統文化の継承支える

 ○…伊勢神宮へ新穀を奉納する初穂奉献と、新しい天皇陛下の即位を奉祝する神輿渡御を、二宮町の川勾神社と同神社神輿保存会で10月27日に実施した。前日には二見興玉神社周辺を神輿渡御。神社役員と保存会から総勢約160人が参加して大役を務めた。初穂奉献が決定したのは3年前。「その後から御代替わりの様々なことが発表されて。令和を迎えた記念の年に、無事にやり遂げることができた」と安堵の笑顔を浮かべる。

 ○…米俵を先頭に、宇治橋まで伊勢おはらい町の通り800mを大神輿が練り歩く。折しも即位礼正殿の儀が5日前に行われたばかり。神輿に遭遇した、お伊勢参りの人々の祝賀ムードをさらに盛り上げた。「大勢の観光客が喜んでくれて、とても嬉しかった」。この日のために現地を何度も下見し、商店街や町内会などの関係先と「誠心誠意」交渉を重ねた。「最後は『任せてください』と言ってもらえた。現地の神輿会が木遣り唄をうたい、見物客の整理などもしてくれた。多くの方の協力があったおかげ。本当に有難いこと」

 ○…二宮町出身。町内11地区の神輿会と二つの愛好会から成る保存会の七代目会長。会員は約1500人。地区では昭和会顧問、愛好団体・飛龍会の相談役も務める。神輿の魅力は「同じ空気を吸い、一体感や連帯感を得られるところ」。神輿についた四つの鈴が調子を揃えてシャンシャンと鳴るのが理想の担ぎ方だそうで、「伊勢での渡御では全ての鈴がずっと鳴り続けた。感激だった」と興奮を熱く語る。

 ○…5月の相模国府祭と10月の例大祭に登場する川勾神社の神輿。「豪華な彫刻と彩色の美しさから『動く陽明門』と例えられる。地域の伝統文化を守っていく」。力強い言葉にも貫禄が宿る。

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