大磯・二宮・中井 人物風土記
公開日:2020.01.17
「Ocarina なのはな Festival」の実行委員会代表を務める
西山 千鶴子さん
二宮町山西在住 72歳
オカリナの響き届ける
○…早咲きの菜の花が咲く二宮町のラディアンホールで、1月18日にオカリナの祭典を催す。温かみのある澄んだ音色を響かせる素朴な楽器。可憐な菜の花に通じるものを感じて、「菜の花の時期にオカリナフェスティバルを開きたい」とサークルの有志と意気投合。昨年春に実行委員会を結成し、準備に奔走してきた。県内外から個人・グループ18組が出演。ゲストには、国際的に活躍するプロ奏者の佐藤一美さんを招く。「プログラムのすべてが聴きどころ」と笑顔でアピールする。
○…オカリナとの出会いは、42年勤め上げた印刷局を退職したとき。「それまで趣味がありませんでした」。県立二宮高校の公開講座に参加。オカリナの制作と演奏に触れた。終了後、受講者の有志で発足した「オカリーナ波の会」に加入。3オクターブの3連管オカリナを実用化させた第一人者・波多野杜邦さんの指導のもと、活動を展開している。「地域の通いの場」でも演奏を披露。ハンドベルや折り紙、童謡、トールペイント、刺繍、編み物、花木など趣味は多彩。
○…二宮町出身。結婚後、4世代で暮らしたときは昼休みに自宅へ帰り、祖母の世話をして西湘バイパスで職場へとんぼ返りしたこともあった。民生委員児童委員を務めて5期13年目。「お年寄りや子どもたちに声を掛けることは、私にとっても利点となり、人の輪が広がりました」
○…明日のフェスティバルでは、波多野さんのオリジナル楽曲に自ら詞をつけた「菜の花の里」を演奏する予定。「丹沢☆オカリーナアンサンブル」の一員としても手作りの衣裳を着てステージに立つ。「多くの方の協力のおかげで開催にこぎつけました」。二宮からオカリナを通じた交流を広げたいと願う。
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