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大磯・二宮・中井 人物風土記

公開日:2023.06.30

大磯町体育協会会長の
深井 孝さん
大磯町生沢在住 70歳

スポーツの「楽しい」伝える

 ○…大磯町体育協会の会長に就任し2年目。来年70周年を迎える歴史ある団体で、子どもから高齢者までが楽しく体育競技に触れられる機会を作っている。協会には大磯らしさ溢れるヨット部や、80〜90代の人も活躍しているという太極拳部など、競技ごとに18部が所属。「楽しくないとスポーツじゃない。心と体の健康を大切にしたい」と活動に力を入れる。

 ○…生涯の趣味として現在も続けているバドミントンとの出会いは高校生のとき。小田原城北工業高校の部活動として始め、ダブルスで県ベスト4の成績も残した。上達の秘密は小田原市のバドミントン協会の練習に参加し汗を流したこと。愛好家の大人たちとわいわい体を動かした楽しさは今も印象深く、現在の体育協会の活動にも影響している。「黙々とやるクラブもあるけど、僕たちはうるさいですよ。ミスを悔しがったり、いいショットに喜んだり、にぎやかです」と笑う。

 ○…38歳の時に地域の「パパ友」と草野球チームを結成。町民野球大会などに出場する機会を通じて、運営に携わる体育協会の存在を知った。「グラウンド整備や道具の片付けなど毎週末に試合があるたびに準備してくれた。自分にできることがあればと思った」と協会に加入。最近も、子どもの競技活動を機にボランティアに協力してくれる保護者も多いといい「とてもありがたい。これからも大磯でスポーツを楽しむ機会を充実させたい」と意気込む。

 ○…姉妹都市・長野県小諸市とのスポーツ交流は1977年から続く歴史ある事業。24日には5年ぶりに小諸市の面々が大磯町を訪れ、少年サッカーで交流した。「子どもたちが一生懸命なのが一番」と惜しみない拍手を送る姿にはスポーツ愛がにじんでいた。

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