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大磯・二宮・中井 人物風土記

公開日:2023.07.14

長年のサッカー経験を活かし、地域貢献を行う
織戸 明さん
大磯町寺坂在住 72歳

サッカー一筋、地域に貢献

 ○…中学校サッカー部外部指導者として、土日を中心に現在は大磯町立国府中学校のサッカー部にコーチとして関わっている。子どもの個性を伸ばすこと、素直に一生懸命取り組む子になってほしいとの思いを込めて、正しいボールの蹴り方など技術面のサポートや、サッカーの要である判断力の強化に努める。

 ○…寒川町生まれ。寒川中学校2年生のとき、学校に東京五輪日本代表のサッカー選手が訪れた。当時、すでにサッカー少年。プロ選手のプレーを直接見た感動は今も目に焼き付いている。その後特待生で相模工業大学付属高校に進学。高校3年生で出場した福井での全国大会で開催地の人々にあたたかく迎えられた経験から地域の人との関わりを意識した。卒業後は茅ヶ崎市の東邦チタニウムに入社し、仕事に励むと同時に会社のサッカー部で技術も磨きながら選手、コーチ、監督、評議委員とあらゆる立場で競技と向き合った。「当時はハードだと思っていなかった。それくらい熱中していた」

 ○…2017年から民生委員児童委員を務め、22年12月には大磯町民生委員児童委員協議会の会長に就任。様々な立場からチームをまとめあげてきた経験を活かし、サッカー以外の面でも地域の子どもたちの成長を見守り、地域に貢献する。子どもの登校時間の見守りや高齢者の戸別訪問、避難行動要支援者のサポート法を考えるなど活動している。

 ○…これからやりたいことは2つ。コミュニティスクールをより地域に溶け込ませることと、民生委員として、愛されて信頼される福祉の町大磯を目指すこと。「自分と同じようにサッカーに励んできた子がいたら、その子と将来一緒に酒を飲みたい」と本音も。地域への愛が滲む。

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