大磯・二宮・中井 人物風土記
公開日:2023.08.18
6月22日付けで公益社団法人平塚中郡薬剤師会の会長に就任した
齋藤 昌久さん
二宮町在住 70歳
「和の精神」大切に
○…市民、町民、子どもたちのために、休日夜間急患診療所や薬物乱用防止活動、市民健康づくり講演会、薬剤師キッズ体験など、様々な企画を継続して実施してきた。公益社団法人となって10年の節目に会長就任。「前会長の後押しもあって引き受けた」と謙虚な姿勢をみせるも、「会員増強を図りたい。地域貢献に興味のある方に入会してもらえれば」とリーダーとして舵を取る。
○…二宮町で生まれ育つ。二宮小、二宮中、小田原高、東京薬科大へと進んだ。大学卒業後は小田原市立病院で病院薬剤師として39年間勤務。その間、県病院薬剤師会の会長や小田原薬剤師会の理事としても手腕を振るった。多職種と連携を図ってきた経験から「薬局薬剤師と病院薬剤師の薬薬連携を取っていきたい。退院した患者さんは薬局薬剤師の方がつきあいが長くなる。患者さんの情報を病院と薬局とで共有することで、患者さんにとってもメリットがある」と力を込める。
○…祖父が薬の卸売業を営み、薬剤師だった父親が二宮駅そばにさいとう薬局を開業、息子も薬剤師の道に進み親子3代で薬剤師となった。幼いころから薬局を継ぐ覚悟があったという。小田原市立病院を退職後、61歳のときに家業に入った。「病院薬剤師時代よりも、今の方が患者さんと直接触れ合う機会が増えたので楽しいですよ」とにこやかに語る。
○…中・高・大・社会人と卓球部に所属し、今も週1回は練習するほど熱中している。卓球で肉体的にも精神的にも鍛えられたという。「薬剤師って卓球部の人が多い。卓球を通して人とのつながりができたね」と笑う。「『和の精神』を大切に、会員相互の信頼と理解を図っていきたい」と語る表情は和やかだ。
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