大磯・二宮・中井 人物風土記
公開日:2024.01.05
第20代二宮町消防団長を務める
渡邊 恒文さん
二宮町緑が丘在住 61歳
消防団活動に新しい風
○…2020年に二宮町消防団長に就任して以来、80人を超える団員をまとめあげる。分団の定員撤廃や、大規模火災発生時や人手不足のときに出動してもらう機能別消防団の発足など、組織改革を行ってきた。「高度な救助に消防職員があたれるよう、消防団がサポートして動くのが理想。人数の力を最大限に提供できるようにしたい」。今後の課題は団員の確保だが、「子どもたちや大学生など、若者がおもしろがれる何かを企画したい。消防フェアのようなイベントの開催や、子どもたちが参加する少年消防クラブの発足など、描いている構想はある」と新しいチャレンジにも意欲的だ。
○…愛媛県西条市出身。30年ほど前に子どもの幼稚園入園をきっかけに、当時住んでいた横浜から、大規模住宅地を求めて二宮町に越してきた。「横浜では幼稚園や小学校の受験が当たり前だったけれど、二宮は公立でも選択肢がたくさんあり、のんびりしていて暮らしやすい。欲がない人が多く、足るを知っている気がする」と二宮暮らしを満喫する。
○…二宮に移住した翌年に消防団に入団。「自治会の役員だと思ったら消防団だった」と頭をかく。20年ほど前に妻が入院した際には、消防団の仲間が「よかったら食べて」とおかずを届けてくれたことも。「親戚も遠方で頼れず、子どもたちもまだ小さかったので本当にありがたかった。消防団に入ってよかったと思った」と振り返る。
○…のどかな暮らしを愛する一方、仕事では利益の最大化のために組織変革等を行う「プロジェクトマネジメント」の専門家として海外を飛び回る。「いろんな国に友人がいるのがうれしい」と、人とのつながりを大切に、組織に新しい風を吹かしていく。
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