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小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記

公開日:2011.01.15

平成23年成人式運営委員会の委員長を務めた
和田 沙織さん
市内小八幡在住 20歳

明日にきらめく一輪の花



 ○…3年前の成人式で音響の手伝いをし、その時に「いいな、私もやりたい!」と憧れ、成人をきっかけに何かやりたいと、友人2人を誘って一緒に自らが迎える成人式の運営委員に応募した。「どうせやるなら目立ってやろうじゃないか」と委員長に立候補し、今月10日に行われた成人式に向け、今回は男性2人、女性7人で構成される運営委員を束ねてきた。



 ○…一度手伝いをしたことがあるとはいえ、手探り状態から始まった運営委員。『創志想愛』というテーマのもとに、情熱溢れる運営委員の仲間たちと日々奮闘してきた。「『俺も壇上に上がって一緒に盛り上がりたい!来て良かった!』と思ってもらえるような、想い出に残る成人式にしたい」と意気込み、本番に臨んだ。



 ○…4人兄妹の次女で、賑やかな大家族で育つ。しかし小さい頃は今とは全く逆の、引っ込み思案な性格だったとか。「誰かの後ろに隠れているような子で、皆を引っ張るなんてなかった。小中学校時代の同級生が見たらびっくりするんじゃないかな」。変わるきっかけとなったのは、高校時代に友人に誘われて始めた放送委員。「誘ってくれた友人が辞めちゃって。私は辞めるに辞められなくて、気が付いたら部長になっていた。でもその経験で大勢の前で話すのは慣れたかな」と語るが「顔を見て話すのはまだ緊張する」と少々不安もあったようだ。



 ○…成人式当日はとても緊張して足が震えたという。しかし無事に終わり、中学の先生たちからのビデオレターでは会場から「先生!懐かしい」という声や笑い声が溢れ「これは成功だな」と確信した。「やって良かった。また何かこの様な機会があったら参加したい」と話す。人にとても影響されやすい性格だと自己分析するが、今度は、自分が人に影響し、巻き込んでいく番。成人として、大人としての明るい未来が開けている。

 

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