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小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記

公開日:2011.01.22

小田原子育て支援ポータルサイトぴんたっこ運営協議会の会長
榮(はなぶさ)誠司さん
市内新屋在住 31歳

地域をつなぐ”お父さん”



 ○…核家族化が進み、育児の知識を得る機会が少ない現代。子育て世代と関わるうちに、「子育ての生きた情報を伝えられる拠点を作りたい」と考えていた。小田原市からの呼びかけで「子育て支援ポータルサイトぴんたっこ」立ち上げを知ったとき、真っ先に手を挙げたという。運営を担う運営協議会の会長に就任し「家庭と地域をつなぐ、有益なコミュニケーションサイトにしていきたい」と意気込みを語る。



 ○…報徳保育園の副園長として、園児たちのお父さん役を務める。「学校を卒業したころは”お兄さん”だったのですが…」と苦笑しつつも、「一人ひとり違ってみんな可愛い」と目じりを下げる。園児のお父さんが集まる「おやじの会」に参加し、交流するのが楽しみなのだとか。明るく気さくな人柄のせいか、子どもたちの家庭での様子や、園への率直な意見も話してくれるという。今年4月には結婚を控えており、「家庭を持ち、早く子どもが欲しいな」と言葉を弾ませた。



 ○…3人兄弟の末っ子で、お兄さんとよく相撲やプロレスごっこをして遊んだ。千代の富士に憧れ、猪木とジャンボ鶴田の大ファン。スポーツ万能で、小学校から高校までは夢中でサッカーに打ち込んだ。今も社会人フットサルチームに所属し、桜井・報徳小学校で少年サッカーのコーチを務めている。「同じ目標に向かって努力した仲間は一生の宝」との自身の経験から、園でもスポーツを積極的に取り入れているという。一方で、書道歴25年。穂真書道会役員としても活動している。



 ○…昨年10月から頻繁に運営協議会を行い、準備を進めてきた。世代も職種も全く違う協議会のメンバー。「みんな率先して動いてくれます。熱い思いを共にする大切な仲間」と感謝する。多忙さを全く感じさせない活力に満ちた姿はスポーツマンならでは。思いやり深く、全力で最後まで諦めない、熱い情熱の持ち主だ。

 

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