神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

オダワラッター、オダワラブを立ち上げ、運営する 山居是文さん 市内本町在住 32歳

公開:2011年2月26日

  • X
  • LINE
  • hatena

小さな風を大きなうねりに

 ○…ポータルサイト『オダワラッター』そして『オダワラブ』という集まりを立ち上げ、運営している。他にソーシャルネットワーク『ミクシィ』内の『小田原好きのコミュニティ』の管理人を約7年務めている。『オダワラッター』は小田原の今を切り取ったもの。『オダワラブ』は集まった人の意思の共有をし、モノをつくったりイベントをしたり、全てを繋げて結果としていくもの。「自分が『やろうよ』、と投げ掛けるのではなく、その中で自発的にやってみよう、というのがいい」と語る。バーチャルがメインではなく、リアルありきの為の道具。ベースは共通で、インターネットツールをきっかけに何を起こすか。楽しいことが続くだけでなく、広がり、生まれる。先に見据えるものは「今は内緒」と笑顔を見せた。

 ○…山車の紐にくっついて歩いているだけのような幼稚園児の頃から地元の祭りに参加。忙しい毎日を送る現在も、上手くスケジュールを調整し、毎年参加しているという。以前は町内の神輿会の副会長を務めていたことも。「自分のまわりもみんな祭り好きだった。とにかく祭りが好きで祭りを盛り上げるためには、と考え、まずは小田原を楽しくしようと思い、オダワラッターなどをはじめていた」と語るその笑顔は、祭りが近づきそわそわしているようにも感じる。大学を卒業し都内の商社に就職。しかし小田原に関わることを何もできなかったため、市役所に転職した。役所勤めをしながらも、都内で友人と『オダワラブ』のように「何か楽しいことはできないか」と語る中で起業を決意。現在取締役を務める多忙な中にあっても、楽しいことを追い求め日々奔走している。

 ○…行動力が溢れ、次々と作り出される『何かをする場所』。それはほんの些細な事かもしれない。しかし、段々と大きな大きなうねりとなって、いつか『何か』を起こすはず。そんな日もきっとそう遠くはない。
 

小田原・箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6

乾 恒雄さん

県からSDGs表彰を受けた認定NPO法人小田原なぎさ会の理事長を務める

乾 恒雄さん

小田原市酒匂在住 70歳

3月23日

小澤 芳信さん

2023年度神奈川県レクリエーション協会の功労者表彰を受けた

小澤 芳信さん

小田原市栢山在住 91歳

3月16日

小川 尊也さん

箱根の人材不足対策プロジェクトでリーダーを務める

小川 尊也さん

(株)一の湯 代表取締役社長 38歳

3月9日

小林 伸行さん

真鶴町長を務める

小林 伸行さん

真鶴町在住 48歳

3月2日

谷口 弘美さん

10周年を迎えた「zenkenkai」小田原支部の支部長を務める

谷口 弘美さん

小田原市曽比在住 65歳

2月24日

髙杉 涼平さん

ラストレターサービス「MEMORI」を開発する

髙杉 涼平さん

小田原市出身 28歳

2月17日

あっとほーむデスク

  • 3月23日0:00更新

  • 3月16日0:00更新

  • 3月2日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook