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小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記

公開日:2011.02.26

オダワラッター、オダワラブを立ち上げ、運営する
山居是文さん
市内本町在住 32歳

小さな風を大きなうねりに



 ○…ポータルサイト『オダワラッター』そして『オダワラブ』という集まりを立ち上げ、運営している。他にソーシャルネットワーク『ミクシィ』内の『小田原好きのコミュニティ』の管理人を約7年務めている。『オダワラッター』は小田原の今を切り取ったもの。『オダワラブ』は集まった人の意思の共有をし、モノをつくったりイベントをしたり、全てを繋げて結果としていくもの。「自分が『やろうよ』、と投げ掛けるのではなく、その中で自発的にやってみよう、というのがいい」と語る。バーチャルがメインではなく、リアルありきの為の道具。ベースは共通で、インターネットツールをきっかけに何を起こすか。楽しいことが続くだけでなく、広がり、生まれる。先に見据えるものは「今は内緒」と笑顔を見せた。



 ○…山車の紐にくっついて歩いているだけのような幼稚園児の頃から地元の祭りに参加。忙しい毎日を送る現在も、上手くスケジュールを調整し、毎年参加しているという。以前は町内の神輿会の副会長を務めていたことも。「自分のまわりもみんな祭り好きだった。とにかく祭りが好きで祭りを盛り上げるためには、と考え、まずは小田原を楽しくしようと思い、オダワラッターなどをはじめていた」と語るその笑顔は、祭りが近づきそわそわしているようにも感じる。大学を卒業し都内の商社に就職。しかし小田原に関わることを何もできなかったため、市役所に転職した。役所勤めをしながらも、都内で友人と『オダワラブ』のように「何か楽しいことはできないか」と語る中で起業を決意。現在取締役を務める多忙な中にあっても、楽しいことを追い求め日々奔走している。



 ○…行動力が溢れ、次々と作り出される『何かをする場所』。それはほんの些細な事かもしれない。しかし、段々と大きな大きなうねりとなって、いつか『何か』を起こすはず。そんな日もきっとそう遠くはない。

 

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