ホーム > 小田原版 > 人物風土記 > 佐久間 孝子さん

小田原

『気付きの種まきプロジェクト』を立ち上げた

佐久間 孝子さん

根府川『きのこ苑お山のたいしょう』勤務
Check
この記事をはてなブックマークに追加
この記事をGoogle Bookmarksに追加

人生を輝かす”花”を育てる

 ○…日常の中で見過ごしてきた大切なこと―それに気付くことが最初の一歩なのかもしれない。自身がそう”気付いた”のは、昨年広島の原爆投下跡地を訪れた時だった。過去を学ぶつもりで行ったが、原子力が進行形の問題と実感した。「今まで何となく通り過ぎてきた事ってなんて多いんだろう」と驚き、気付きの必要性を強く考えたという。想いを共有する仲間と立ち上げたのが、気付きの場を提供する『気付きの種まきプロジェクト』。第一弾では、エネルギー問題を取り上げた映画で”種”をまく。見る人に押し付けるのではなく「それぞれに何かを感じて、気付いてくれれば」それが願いだ。

 ○…上映会の舞台でもある片浦中の程近くで生まれ育った。海と山に囲まれた根府川は遊び場の宝庫。自分だけの秘密基地を作ったり冒険のシナリオを考えたり…。今ある感受性や創造力は、幼い頃の遊びに由来しているそうだ。中学・高校は部活動、大学は絵本の研究に明け暮れた。就職先には「人と接し、自分も成長できる」とブライダルプランナーを選んだ。これまで興味のある世界へ飛び込むと、その先に必ずあったのは「人との出会いと新たな発見」。”芋づる式”と名付けた出会いの連鎖は、自身にとって揺るぐことのない「大切にしたいもの」だという。

 ○…就職先で3年間修行を積み、現在は父が経営する農家レストランを手伝う。店に入ったのは、離れていた間に地域が持つ魅力や可能性に改めて気付き、育てていきたいと思ったからだ。四季折々の花に囲まれた店で働き、一日を過ごすのは、自身にとっても大好きな時間。温かく懐かしい雰囲気づくりを大切にし、店内には手作りの人形やメニュー表が並ぶ。「来てくれる人がホッと出来るような、ココにしかないものを大切に守りたい」。離れて初めて気付いた種は、芽を吹き、今なお真っ直ぐに育っている。
 

関連記事

powered by weblio


小田原版の人物風土記最新5件一覧へ

あっとほーむデスク

  • 11月17日0:00更新

  • 6月2日0:00更新

  • 5月26日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク

  • 藤沢
  • 鎌倉
  • 茅ヶ崎
  • 寒川
  • 平塚
  • 大磯・二宮・中井
  • 小田原
  • 足柄
  • 箱根・湯河原・、真鶴
  • 秦野