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「並ぶ日本人」に驚き

報徳博物館に留学生
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報徳博物館の研究室で談笑する郭さん(右)と陳さん(左)
報徳博物館の研究室で談笑する郭さん(右)と陳さん(左)

 報徳二宮神社 報徳博物館(草山昭理事長)に2月から8月までの日程で、中国から留学生が訪れている。今回は大連民族学院から郭勇さん(32)と、清華大学大学院から陳建清さん(25)の2人。郭さんは吉林省出身で日本語言文化学部の先生、陳さんは山西省出身で日本語言学を専攻する学生だ。

 2人が小田原に来て間もなく、東日本大震災が発生した。二宮神社と馴染みのある宮城県気仙沼市の早馬神社が被災したと聞き、草山明久宮司とともに現地へ救援物資を届けた。「何十キロ走っても瓦礫の山。想像を絶しました」と陳さん。また、公衆の場できちんと並んだり、被災してもルールを守る姿を見て郭さんは「日本は精神的なレベルが高い」と印象を話している。

 急速な経済成長を遂げる中国で今、「金銭至上主義、利己主義が問題になっている」と郭さん。2人が学ぶ二宮尊徳の報徳思想は、明治の日本の起業家たちを支えたことから、今後の中国にとっても必要性を感じているという。
 

  • 写真左/気仙沼市の早馬神社。神社に突っ込んだ車が、津波の大きさを物語る。写真右/小田原北條ウィークの武者行列で北條氏政に扮する郭さん。「すごい経験をした」と興奮を語る。写真左/気仙沼市の早馬神社。神社に突っ込んだ車が、津波の大きさを物語る。写真右/小田原北條ウィークの武者行列で北條氏政に扮する郭さん。「すごい経験をした」と興奮を語る。

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