小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化
公開日:2026.10.24
小田原生まれの文化人、坂本紅蓮洞をしのぶ 宝安寺で講演会
明治大正期を生きた小田原生まれの文化人・坂本紅蓮洞(ぐれんどう)をしのぶ講演会が、紅蓮洞の眠る宝安寺(小田原市浜町・大水健晴住職)で10月12日に行われた。
今年で没後101年を迎えた紅蓮洞は文壇の異端児として異彩を放ち、「グレさん」の愛称で親しまれた。講演は、30年ほど前から紅蓮洞に関する研究を続ける元神奈川近代文学館職員の佐々木光さんを招き、施餓鬼法要の一環で実施した。
佐々木さんは、同館で勤務していたことが縁で紅蓮洞の存在を知り研究を開始。同寺に墓があることを知ったという。「文壇の異端児 坂本紅蓮洞を偲ぶ」をテーマに、同郷で幼なじみだった詩人の北村透谷をはじめ、国木田独歩や与謝野晶子などの文豪との交友関係などについて解説した。
佐々木さんは「彼の空白の時代など、AI(人工知能)でも発掘できないものがたくさんある」と今後の研究に意欲を見せた。
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