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公開日:2011.09.10

市職員逮捕
小田原市議会「甚だ遺憾」
13年ぶりに全員協議会

  • 各議員から厳しい意見が相次いだ

 市職員が市立病院の金庫から現金を盗んだ容疑で逮捕されたことを受け、小田原市議会は5日、全員協議会を開いた。同議会が全員協議会を開催するのは、市青少年課(当時)の職員による不祥事と地域振興券を協議した平成10年以来、13年ぶり。



 出席議員27人を前に加藤憲一市長をはじめ、副市長、関係部局の部長など市幹部職員らが深々と頭を下げた。加藤市長は「大変大きな衝撃。大きな責任を感じている。深くお詫びしたい」と陳謝した。



 全員協議会では、市執行部から今回の事件の概要が報告され、各議員の質問で、金庫の鍵の保管や警備体制など公金の管理の甘さが浮き彫りになった。今回被害のあった6万円以外に金庫の不足金があり、調査中であることも明らかにされた。



 また「市民の信頼を再び裏切ったことは甚だ遺憾」として、根本的な原因究明などを求める決議案も協議され、翌6日の本会議で決議された。市職員逮捕は今年2人目。市立病院では医師の手当ての過払い問題の解決策が示されたばかりだった。

 

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