小田原版 掲載号:2012年11月24日号

小田原まちなか軽トラ市を主催する、ほっとファイブタウンの代表

平井 義人さん

平井書店 店長 49歳

こころに南風

 ○…エプロン姿がトレードマーク。書店に立つ姿は実直そのものだが、時折うかべる穏やかな笑顔がお茶目で親しみ深い。経営の傍ら、まちなかに賑わいをつくり出そうとコンサートや生産者による対面販売の「軽トラ市」を企画。地道に続けているプチ朝市は50回を超え、常連客が増えている。決して派手に振る舞うことはないが、小田原を盛り上げる中心人物だ。

 ○…緑一番街、駅前通り、小田原銀座通り、大工町、台宿の5つの商店会が集まる「ほっとファイブタウン」。13年前に発足し、3代目の代表を務める。「ほっとファイブタウンでつくった仕掛けを、お店に活用してもらえれば」と期待を寄せる。小田原駅から少し離れた生活圏が商いの舞台。還元サービスなどで無理をするとパフォーマンスが落ちてしまうが、価値が高ければ人で賑わう。着目するのは「お金がまわる」仕組みづくり。「地元には才能を持った人が大勢いる。様々な人を巻き込み、若者を抜擢してまちなかをステージにしたい」と意欲を語る。

 ○…家業の平井書店を継ぐ決心をしたのは32歳。防災メーカーの研究職からの転身だった。研究時代には無縁だった営業の仕事。思ったことを率直に言って失敗したこともあった。慣れない仕事に無我夢中で「正直、へこむことが多かった」と振り返る。そんなある日、喧騒を忘れ旅に出た。行き先は日本の西の端、西表島。青い空と海が広がり、マングローブの森で何もせずに過ごした。南風で心身ともに癒された瞬間だった。その後、西表島へは10回以上訪れており、伝統楽器の三線も習っているのだとか。

 ○…6月に結婚したばかりの新婚さん。慌ただしく時間が過ぎ、まだ新婚旅行に行っていない。「来年には一緒に西表島へ行きたい」と頬を赤らめる。自称「引っ張るタイプじゃない」が、気づくとリーダーに抜擢される人気者。こころに吹く南風が、周囲にも安心感を運んでくれている。
 

関連記事powered by weblio


小田原版の人物風土記最新6件

加藤 公明さん

新しく小田原市商店街連合会の会長に就任した

加藤 公明さん

6月25日号

剱持 京助さん

法テラス小田原の支部長に就任した

剱持 京助さん

6月18日号

大山 哲生(のりお)さん

5月27日付けで、第36代小田原林青会会長に就任した

大山 哲生(のりお)さん

6月11日号

武内 厚さん

地元・小田原で初の個展を開催中のイラストレーター

武内 厚さん

6月4日号

高橋 和子さん

図書館ボランティア「かもめ図書館フレンズ」で児童コーナーグループのリーダーを務める

高橋 和子さん

5月28日号

山田 紗也香さん

女子ビーチバレーボールU-19日本代表に選出された

山田 紗也香さん

5月21日号

小田原版の関連リンク

あっとほーむデスク

  • 11月17日0:00更新

  • 6月2日0:00更新

  • 5月26日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク