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「みんくるカフェ 梅のさと」を立ち上げた 富田 さつきさん 市内曽我別所在住 55歳

公開:2014年11月29日

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梅の里に咲く、さつきの花

 ○…「みんくるカフェ」を知ったのは昨年の春。「医療を提供する側、される側の垣根を越え、リアルな声が聞ける」。医師や看護師などの仲間に声をかけ今年3月、「みんくるカフェ 梅のさと」を立ち上げた。5月、8月に続き12月6日が3回目の開催になる。「『みんくる=みんなが来る』の名の通り、医療だけにとらわれず、様々な職種の人たちと連携を目指したい。いずれは月1回ペースで集いの場を提供したい」と今後の目標を掲げる。

 ○…下曽我で開業62年を数える富田医院の2代目院長。産婦人科医の父に取り上げてもらい、2人姉妹の次女として誕生した。「男の子を期待していた父に名前を付けてもらえず、5月生まれだから『さつき』と、見かねた祖父が名付けたの」と自虐ネタを披露。「でも、この名前好きよ」と笑ってみせた。生まれも育ちも下曽我。「畑にあぜ道、この地域の自然は格好の遊び場だった」と幼少期を振り返る。当時を知る患者さんからは、「あの(・・)、さつきちゃんがねぇ」と、驚喜されることもあったとか。

 ○…下は1歳、上は103歳。抱える患者は親子3代、4代と繋がり、その存在は地域にとって多大だ。持病はもちろん、家族構成も把握しているだけに、「ついつい診察時間も長くなっちゃって…」と、取っつきやすく、話しやすい人柄に多くの人が引き寄せられる。

 ○…医師や薬剤師などがメンバーの、小田原医師会合唱団の創設メンバーだ。市内でのコンサートをはじめ、フランスや京都でも美しいソプラノを披露してきた。人気アイドルグループAKB48の楽曲に合わせ、医師らが踊った「恋するフォーチュンクッキー小田原医師会バージョン」の発案者でもある。「何事もチャレンジ、思い立ったら即行動」。フットワークは子どもの頃と変わらず軽い。白・紅・ピンクといった色を持つ「さつき」のように、これからも様々なステージで明るい笑顔を咲かせ続ける。

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