絵本『デゴニものがたり』の挿絵を手掛けた 松山 園子さん 市内中村原在住 60歳
”純朴”がマイカラー
○…のどかな田園風景は優しい色合いで、デゴニ君はシーンに応じて表情豊かに。「手にした人みんなが喜んでくれれば」と、一枚一枚に想いを込め、20枚を越える挿絵を描き上げた。オファーを受けると、すぐさま御殿場線に乗り込み、D52の足跡を辿る事から創作はスタート。時代考証を重ね、携わる人々の思いに触れる中で「鉄道が好きになって、街が好きになった」。自らが感じた温かさが、絵本を開く度に溢れ出す。
○…型にはめられるのが性に合わないのだろう。勉強よりも自由に創造できる図工の時間が大好きな女の子だった。「本当は絵の勉強がしたかったけれど、親に言い出せなくて」進学校に入学。絵に対する情熱は消えぬまま保育士の道へと進んだ。迷いながらの毎日を変えたのは、一通の手紙。イラストレーターの河原淳氏にファンレターを送り、思いの丈をぶつけたところ『たった一度の人生、好きな事をやりなさい』の返信が。「それで背中を押されたの」。その後河原氏が主宰する現代デザイン研究所の門を叩き、2年程師事した。アシスタントとして日刊紙の1コーナーを共に手掛け、描いたイラストは千枚以上。作家としてのモノの捉え方、人との接し方…あらゆるものを教わった。研究所を去る際、餞別に贈られたステッドラー社製の色鉛筆セットは、今でも大切にしている、お気に入りの画材の一つだ。
○…独立後、キャラクターデザインを手掛けたクライアント先で出会った男性と結婚。幼い子どもたちも連れ、自然豊かな小田原に越してきた。仕事のつてもない見知らぬ土地だったが「遺伝子が活発化したみたい」と、何のその。四季折々の風景や商店街を行き交う人々。興味の向くままに出かけ、お気に入りのモノを、どこか垢抜けない”sono流”タッチで描いてゆく。「次は何を描こうか考えるのも楽しいの」。自分が描く世界で誰かを笑顔に――願いを筆に乗せる毎日だ。
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