小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化
公開日：2019.05.01
故事伝える傘焼きまつり
子ども劇にも注目
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本番に向け、練習に励む児童たち
かながわのまつり50選にも選定されている「曽我の傘焼きまつり」が５月18日（土）、19日（日）に梅の里センターで開催される。
傘焼き神事は18日が午後８時から８時30分、19日は午後１時から１時25分。曽我兄弟の故事を伝えてきた伝統ある祭りで、兄弟の大願成就に因み、願い事を傘に書き入れてお祓いを行う（２０００円が必要）。ほかにも、松明行列や協力団体によるパレードなども企画されている。
19日は同センターで下曽我小学校の児童たちによる子ども劇『曽我物語』が行われる。今年で６回目を迎える企画に、２年生から６年生の児童19人が参加。「去年、劇を見ていたらやりたくなった」「かっこいいからこの役を希望した」など活動は徐々に広まり、今年１月から月２回の練習を通じてさらに難しいセリフや動作を入れ込むなど本番に向けて熱心に取り組んでいる。
弓や刀、衣装や小道具は祭りを主催する曽我兄弟遺跡保存会のメンバーによる手作り。休み時間を活用して台本を覚えるなど、子どもたちが作り上げた曽我物語が当日、どのような形で披露されるのか注目だ。上演時間は午前９時20分から９時50分。問い合わせは同会の鳥越会長【電話】０９０・８３１６・１７２９へ。
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