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公開日:2026.10.24

小田原市立山王小学校 食で学ぶ「金次郎」 給食で呉汁など提供

  • おいしそうに笑顔で食事を楽しむ児童

    おいしそうに笑顔で食事を楽しむ児童

  • 提供されたメニュー

    提供されたメニュー

 小田原市立山王小学校(松室裕校長・児童数174人)で10月20日、二宮金次郎(尊徳)が食べていた食事を現代風にアレンジした給食が提供された。

 これは4年生が総合的な学習の時間で年間を通して学ぶ「尊徳学習」の一環で、食育と連携して初めて行われた取り組み。今年7月に県内の学校給食用にパッケージを独自にデザインできる「焼きのり」が加わったことを機に、児童が学ぶ「教え」を全校へ伝える場として、尊徳の命日に合わせて企画された。

尊徳の教えのりのパッケージに

 9月に4年生を対象に「積小為大」や「一円融合」など、尊徳の教えを低学年にも分かりやすく説明するコンテストを実施。4人の作品をのりのパッケージに採用した。また体が大きかったと伝えられる尊徳の食事に注目し、学校給食用にアレンジして提供することにした。

 メニューはごはん、サバの塩焼き、オリジナルパッケージの焼きのり、そして尊徳が食していたとされる「呉汁」。本来大豆を用いるが、児童が食べやすい甘めであっさりとした味のひよこ豆を代わりに使用。また鶏肉を入れるなど、栄養面にも配慮してアレンジした。4年生の教室で呉汁は木のお椀で提供され、お代わりの行列ができるほど人気だった。

 パッケージの説明文を考案した小倉進仁郎さん、加藤華さん、中村優愛さん、山口祐利佳さんの4人は、「低学年の子にも分かりやすい、やさしい言葉で説明するのが大変だった」「自分で考えた説明文がみんなに届くことがうれしい」などと話していた。

 同校管理栄養士の清水啓子さんは「食を通して改めて学習を深めてもらえたら。また子どもの頃からいろいろな味に触れて、自分の体のことを考えて食べられる人に育ってほしい」と語った。

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