戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 トップニュース社会

公開日:2026.10.24

真鶴町の「美の基準」、カルタで伝える 町民有志制作 来年1月完成へ

  • 制作中のカルタを持つ小島さん

    制作中のカルタを持つ小島さん

 風光明媚な港町の風情を乱開発から守るために真鶴町が制定した独自の条例「美の基準」の意義を伝えようと、町民団体がかるた制作に取り組んでいる。資金を募るため行ったクラウドファンディングは目標を達成。来年1月の完成に向け、作業にも熱が入る。

 「美の基準」は、1980年代後半に押し寄せたリゾートマンション建設の波に対し、まちづくりや町のあるべき姿を示した町独自の条例。93年に制定し、翌年1月から施行された。美しい景観こそが町の誇りととらえ、美しさの価値を「場所」「調和」「コミュニティー」「眺め」など8つの観点から69のキーワードで定義した。

 「真鶴『美の基準』を考える会」は2023年に発足し、小島まき子さんがまとめ役となり5人の町民で活動してきた。美の基準に関する勉強会や交流の場づくりに取り組む中で、理念を分かりやすく伝えながら世代を超えて楽しく学んでもらおうと、1年半ほど前からかるたづくりを始めた。

絵札と読み札に条例の理念込め

 かるたに読み込んだ「改札を 抜けたら香る 潮の風」「ルンルンと たのしいできごと 増えるまち」といった言葉は、メンバーが町内を歩いて題材を探しながら撮影した写真を基に考えたもの。町民にとっては馴れ親しんだ風景と、それに紐づく条例の理念を込めた。絵札は、活動に賛同するイラストレーターが写真を基に描き下ろした。

 制作費に充てるため、今年9月から挑戦していたクラウドファンディングは目標の150万円を突破した。「目標を上回るご支援をいただき、制作メンバー一同感謝の気持ちでいっぱい」と小島さん。完成後は町内の学校や地域サロンで活用し、美の基準かるた大会の開催や町外への発信ツールとしても役立てたいという。小島さんは「町民が地元の魅力を再発見するきっかけになれば」と力を込めた。

小田原・箱根・湯河原・真鶴 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

もっと見る

もっと見る

もっと見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

もっと見る

もっと見る

もっと見る

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 トップニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS