第48回全日本パワーリフティング選手権大会で2連覇し、日本記録を樹立した 鈴木 喜稀(よしき)さん 湯河原町土肥在住 26歳

掲載号:2019年6月1日号

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筋肉と話す男

 ○…「まさか、自分が93kgになるとは思わなかった」。鍛え上げた筋肉で、太もも回りは70cm。仕事のズボンはユニクロのストレッチがきいたものを愛用、ジャケットは特注だが、「すぐに切れちゃうんだよね」と笑う。湯河原町役場に勤務し、仕事が終わると小田原アリーナで週3回トレーニング。高校時代から10年間打ち込んできたパワーリフティングは、もはや「生活の一部」になっている。

 ○…子どもの頃は一年中、半袖と短パン。運動が大好きで、良く食べる、「動けるデブでしたね」。踊る子役として、フジテレビの人気番組「笑う犬の発見」に出演していた。小学6年生で友人に誘われ、地元の少年サッカーチーム「湘南キッカーズ」に入団。テクニックを磨き、勝つ喜びを仲間と分かち合うことが楽しくて、中学・高校も迷わずサッカー部を選んだ。

 ○…パワーリフティングとの出会いは、山北高校に入学した春のこと。陸上大会で負傷し、3カ月間ギプスを余儀なくされたとき、体育の先生に勧められたのが、ベンチプレスだった。「サッカーができない分、上半身を鍛えよう」と始めたはずが、翌年の神奈川県ベンチプレス大会ジュニアの部で優勝。初のエントリーは67・5kg級だった。

 ○…感覚を研ぎ澄まし、自分の体に聴く。「全身の筋肉が上手く連動したときに、記録が伸びる。それが、面白くて」。停滞する時期もあるが、持ち前のポジティブな精神で地道に積み上げてきた。全日本ではスクワット、ベンチプレス、デッドリフトすべて日本記録を樹立し、トータル890kg。それでも誇らず「指導者と、仲間たちのお陰です」と話す、お日様のような笑顔が印象的だ。共に汗を流し、記録を喜び合う。「個人競技だけど、実はチームプレー」も醍醐味なのだとか。

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