神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

(公社)小田原青年会議所(JC)の第63代理事長に就任した 一寸木 (ちょっき)慎也さん 小田原市南町在住 37歳

公開:2020年1月4日

  • X
  • LINE
  • hatena

街づくりは親心

 ○…「歴代の理事長はパンチのある人ばかりで恐縮してしまうけれど、『健全な劣等感』を持ち引っ張っていけたら」。謙遜しながら就任の思いを語るが、JCの活動に対する意欲は旺盛だ。より良い街づくりのために頭をひねり、試行錯誤の末に生み出す事業で重視するのは先進性。立ち上げたイベントを、地域へ引き継ぐことに意義を見出す。「僕らが前例となり、道がないところに道をつくっていきたい」

 ○…昨秋に3代目として梱包業の会社を継いだばかり。意気揚々とした船出ではなく、経営的に困難な局面で受け取ったバトンだ。「毎日あちこちに頭を下げてばかりで…」。重圧に押しつぶされそうになりながら、それでも前を向ける原動力はJCの存在だ。メンバーとは毎晩寄り合い、主催イベントから時事問題まであらゆる話題に花を咲かせ、時に口論もする。そんな月日を重ねるうち、いつしか育まれた結束力。「相談できる仲間がいる。逆境を跳ね返す力をもらえるんです」

 ○…物腰の柔らかな現在の姿からは想像できないが、「夢はロックスターになることでした」。相洋高校を卒業後に家を飛び出し、都内でギターに明け暮れる日々。そんなある日、メジャーデビューするバンドから勧誘を受けた。千載一遇の機会を得てノロウイルスに苦しみながらもレコーディングに臨んだが、メンバーのトラブルで水の泡に。結婚を機にバンドをやめ、26歳で小田原へ戻った。

 ○…3児の父。「ごめん、車を置きにきただけなんだ」。帰宅を喜ぶ子どもたちに謝り、JCの会合へ向かう日々。会えるのは週2時間で寂しくもあるが、「地域を良くする活動は、ひいては子どもたちの将来のため。いつか分かってくれる日がくるかな」。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6

大曽根 一成さん

「2024 OUR KANAGAWA 展示商談会」の実行委員長を務める

大曽根 一成さん

小田原市曽我光海在住 44歳

4月13日

村場 十五(じゅうご)さん(本名:村場悦郎)

小田原俳句協会の会長に就任した

村場 十五(じゅうご)さん(本名:村場悦郎)

小田原市荻窪在住 77歳

4月6日

津田 かおりさん

箱根湯本の旅館で若女将を務めながらSDGsの啓発に励んでいる

津田 かおりさん

箱根町湯本在住 43歳

3月30日

乾 恒雄さん

県からSDGs表彰を受けた認定NPO法人小田原なぎさ会の理事長を務める

乾 恒雄さん

小田原市酒匂在住 70歳

3月23日

小澤 芳信さん

2023年度神奈川県レクリエーション協会の功労者表彰を受けた

小澤 芳信さん

小田原市栢山在住 91歳

3月16日

小川 尊也さん

箱根の人材不足対策プロジェクトでリーダーを務める

小川 尊也さん

(株)一の湯 代表取締役社長 38歳

3月9日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook