金時山に登り続け、11月に6000回目の登頂を記録した 秋山 富男さん 小田原市新屋在住 81歳

掲載号:2021年12月4日号

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定年後から”登り”調子

 ○…「継続することに頑固でありたい」という意思が大記録につながった。定年退職を機に、往復約3時間の金時山登山を始め、今年11月に記念すべき6000回目の登頂を迎えた。たくさんの出会いと感動を与えてくれる登山。80歳を超えた今も、早朝3時に起きて、金時山登山口に向かい車を走らせている。

 ○…小田原市内の農家生まれ。10代の頃から登山が好きで、仲間たちと日本の名峰に挑戦してきた。高校卒業後は地元のJAに就職し、不動産仲介の部署に配属された。仕事の忙しさから、山に登る時間を取ることが難しく、この頃は金時山にも年に数回しか登る機会がなかったという。

 ○…JAで定年まで勤め上げ、その後は同年代の登山好きが所属するサークルに入会。山登りが習慣になり、40代で診断された生活習慣病も、徐々に改善。「登山を再開して元気になっていった」。山を登る楽しさを再確認し、いつの間にか金時山の登山回数では上位に肩を並べるように。持ち前の頑固さで記録を更新し、前人未踏の6000回登頂を達成した。「元気でいなきゃ意味がない」と、これからは健康に気を付けてマイペースに「数にこだわらず」、登山を続けていくという。達成感と安堵感に満ちた横顔は朗らかだ。

 ○…趣味を通じた出会いを大切に、「学校では教えてくれない知性、感性、教養」を学ぶ場所として、登山の魅力を見出す。「名刺のない山登りの世界」で、すれ違ったハイカーへの挨拶は欠かさない。山登り以外にも、写真や旅行、ボランティアなど活動は幅広い。「人間は(放っておくと)いろんなことをやり過ぎる」と、言葉には81歳とは思えないほどの活力がみなぎる。これまでにない出会いを求め。

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